最近、中古メインの天文ショップに顔を出しているんだけど、ここのとろこ出物は、めぼしいものがあまりない
しかも、明らかに何年か前の相場より全体的な中古望遠鏡の値段が安くなっている。今は景気が少し回復しているので、それなりに需要が高まっていると思ったんだけど、最近はそうでもないみたい。
また惑星とか彗星がくるなんて話題があればいいけど、それもないみたい。ただ、最近はすばる望遠鏡の画像とかがニュースに出ているので、それに影響されて始める人もいるみたいね。一度はじめると、面倒でやめてしまうか、どっぷりハマってしまうかのどちらかだから、中古品が出てくることも結構あったんだけど、最近はかなり買取の需要も限られているみたいだね。
都内の老舗Hさんのとこによくいくんだけど、めぼしいものといったら、タカハシのEM-200の極上品があったことぐらいかな~ 価格は15万円だったので格安だった。なんでこんなに安いの?といったら委託品らしくて、お客さんが早く売ってしまいたいそうなのだ。ってそんな話をしてて欲しいけど別に買い足すほど必要としてないからな~と思ってたらその横で話を聞いていたお客さんが「買います」といってその場で売約済みとなっていまった(笑)悩んでる側がこういうタイミングで買えなくなると、そこまで欲しくないものでも不思議なもんで、「惜しいことした~」と感じるんですよね。
その他いろいろ見てたけど、あとはめぼしいのはなかったので、そのまま帰宅。
話を戻すと、天体望遠鏡の相場って今下がってないだろうか?
売れないからという理由が強いんだろうけど、それを考えても極端に金額が下がっているように感じる。
この理由はなんなのだろう? 以前、個人的に金銭的にピンチなときがあり、あまり使用していなかったMT-100を買取してもらったときは特に金額が安いということは感じなかったけど。やはり天文ファンの人口が減っているのだろうか?それとも、単純に景気に左右されて、安くしているのか。
いち天体望遠鏡ファンとして、やはりこの世界が寂れてしまうのはさびしい。もっとなにかしらのイベントや、メディアの露出機会があれば色々な部分でアピールしたいぐらい。どんな趣味でも、人がいなくなればその世界はなくなります。一人でも多く、望遠鏡の魅力を伝えるためにはどうしたらいいのか、これから先はもっとしっかりと考えないと、数十年後には消えた存在になりかねないかもしれません。